分析機器・理化学機器の買取公開 2026.06.02更新 2026.06.02

HPLC買取ガイド|液体クロマトグラフを高く売るための査定ポイント

結論

HPLCは、メーカー・型番・検出器・送液ポンプ・オートサンプラー・カラムオーブン・制御用PC・ソフトウェアの有無によって査定額が大きく変わります。廃棄や下取りの前に、装置構成と付属品を整理して中古分析機器の専門業者へ査定することで、売却できる可能性があります。

この記事でわかること

  • 1.HPLCが買取対象になる条件
  • 2.高額査定されやすいメーカー・シリーズ
  • 3.査定前に確認すべき構成品(ポンプ・検出器・オートサンプラー等)
  • 4.故障品・古い装置・校正切れの扱い
  • 5.研究室閉鎖や設備更新時の一括買取の流れ

HPLCは中古市場で需要がある分析機器です

HPLC(High Performance Liquid Chromatography=高速液体クロマトグラフ)は、医薬・食品・化学・環境・大学研究など幅広い分野で使われる定番の分析機器です。現役モデルだけでなく、保守部品の需要や、教育・予備機としての需要があるため、旧型機でも中古市場で取引されています。

ポイント

「下取り価格が付かなかった」「古いから廃棄」と決める前に、構成品をまとめて専門業者に査定すると、売却できる可能性があります。分析機器全体の見られ方は分析機器の買取完全ガイドも参考になります。

高額査定されやすいHPLCメーカー

Waters

Alliance(HPLC)や ACQUITY(UPLC/UHPLC)などのシリーズが広く使われています。検出器・カラムマネージャ・専用ソフトウェア(Empower 等)の構成により評価が変わります。

島津製作所(Shimadzu)

Prominence(LC-20A シリーズ)や Nexera(UHPLC)が定番です。システムコントローラ・各モジュールの揃い方が評価に影響します。

Agilent

1100 / 1200 / 1260 / 1290(Infinity 系)などのシリーズが流通しています。モジュール式のため、ポンプ・オートサンプラー・検出器の組み合わせを確認します。

日本分光(JASCO)・日立(Hitachi)・東ソー(Tosoh)

国内メーカーの HPLC・GPC システムも需要があります。メーカー別の確認点は日本分光・日立・東ソーのHPLCで解説しています。

査定額を左右するHPLCの構成品

送液ポンプ

分析用ポンプ・グラジエント対応の有無・耐圧(UHPLC 対応か)が評価に影響します。

オートサンプラー

自動注入の可否・対応バイアル数・低キャリーオーバー仕様などが評価されます。マニュアルインジェクタのみの構成より、オートサンプラー付きのほうが需要が広がります。

検出器

UV-Vis・PDA(フォトダイオードアレイ)・蛍光・示差屈折率(RI)・MS など、搭載検出器の種類が用途範囲を決めます。複数検出器が揃うと評価が安定します。

カラムオーブン

溶出時間の安定・再現性に関わります。温度制御範囲・状態を確認します。

制御用PC・ソフトウェア

専用ソフトウェア(Empower / LabSolutions / OpenLab 等)とライセンス・制御用 PC の有無は、即運用できるかに直結し評価に影響します。

カラム・配管・ケーブル類

専用ケーブル・配管・カラムなどの付属品が揃っているほど、再販時の利便性が高くなります。

古いHPLC・故障したHPLCも買取できるか

答え:状態によっては可能です

通電する・主要モジュールが生きている・定番メーカー品である、のいずれかに当てはまれば、故障や校正切れでも査定対象になることがあります。

完全に動作しない場合でも、検出器・ポンプなどのモジュール単位で部品需要があることがあります。症状(どのモジュールが・どう動かないか)を分かる範囲でお知らせください。校正切れの扱いは古い分析機器も買取できる?を参照してください。

研究室閉鎖・設備更新でHPLCをまとめて売却する流れ

研究室閉鎖や設備更新では、HPLC・GC・分光光度計などをまとめて査定できます。型番・数量・構成・付属品を一覧化し、概算査定 → 出張査定・搬出 → 一括精算の流れで進めます。点数が多い場合は法人一括・出張買取、リストでの依頼はCSV・Excelリスト査定が便利です。

ご注意

廃棄物処理・輸出管理・税務処理の取り扱いは個別事情により異なります。法令・税務・所管機関の判断が関わる事項は、最終的に専門家・所管機関にご確認ください。

検出器別の用途と評価の傾向(一般的な傾向)

検出器主な用途評価の傾向
UV-Vis紫外可視吸収を持つ化合物の定量需要が安定
PDA(フォトダイオードアレイ)波長スキャン・スペクトル取得用途が広く優位
蛍光高感度な微量分析用途次第で優位
示差屈折率(RI)糖・ポリマー等の汎用検出需要あり
MS(質量分析)定性・微量定量(LC/MS)高需要・別記事で解説

よくある質問

型番と状態により異なります。Waters・島津製作所・Agilent などの定番メーカー品は、旧型でも需要が残ることがあります。まずは型番と構成をお知らせください。

査定は可能です。通電可否が分かると評価が安定しますが、不明でもご相談いただけます。モジュール単位の部品需要で査定対象になることがあります。

メーカー・型番(各モジュール)・検出器の種類・オートサンプラーの有無・制御用PCとソフトウェアの有無・付属品の状況です。型番銘板の写真があると確実です。

検出器・ポンプ・オートサンプラーなどのモジュール単体でも需要があるため、査定対象になることがあります。型番をお知らせください。

HPLC・GC・分光光度計などをまとめて法人一括・出張買取で査定できます。型番・数量のリストをお送りください。

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