LC/MS買取ガイド|液体クロマトグラフ質量分析計の売却前チェック
結論
LC/MSは、質量分析計のタイプ(シングル四重極・トリプル四重極・Q-TOF 等)、真空系・イオン源の状態、LC 部の構成、データシステム(ソフトウェア・PC)の有無で査定額が変わります。高額な装置のため、廃棄前に構成を整理して専門業者へ査定することをおすすめします。
この記事でわかること
- 1.LC/MSが買取対象になる条件
- 2.質量分析計のタイプ別の見られ方
- 3.真空系・イオン源・LC部の確認点
- 4.データシステム・ソフトウェアの影響
- 5.売却前に確認すべき情報と一括査定の流れ
LC/MSとは・中古需要について
LC/MS(液体クロマトグラフ質量分析計)は、HPLC で分離した成分を質量分析計(MS)で検出する装置です。医薬・バイオ・食品・環境などの定性・微量定量で使われ、高価な装置のため中古でも需要があります。
主要メーカーには Waters、島津製作所、Agilent、Thermo Fisher Scientific、SCIEX、Bruker などがあります。LC 部の見られ方はHPLC買取ガイドも併せてご確認ください。
質量分析計のタイプ別の見られ方
シングル四重極(Single Quad)
汎用的な定量に使われます。需要が安定しています。
トリプル四重極(Triple Quad / QqQ)
微量定量に強く、医薬・残留分析などで需要があります。
Q-TOF・イオントラップ等
高分解能・定性用途。装置構成と状態により評価が変わります。
査定で特に見られる点
- 真空系:ターボ分子ポンプ・ロータリーポンプの状態は MS の根幹で、評価に大きく影響します。
- イオン源:ESI / APCI などイオン源の種類・状態・付属の有無。
- LC部:送液ポンプ・オートサンプラー・カラムオーブンの構成(HPLCの構成品参照)。
- データシステム:制御用PC・専用ソフトウェア・ライセンスの有無は即運用性に直結します。
- 設置・撤去:高額・大型・配管/排気が伴うため、撤去条件の確認が必要です。
ご注意
MS は真空系の状態が価値を大きく左右します。長期間電源を切って放置していた装置は状態確認が必要です。無理な立ち上げは避け、現状をお知らせください。
売却前に確認すべき情報と一括査定の流れ
メーカー・型番(MS 部・LC 部それぞれ)・イオン源・データシステムの有無・設置状況を整理し、概算査定 → 現地確認・撤去 → 精算の流れで進めます。研究室閉鎖・設備更新では研究室閉鎖時の分析機器処分ガイド、点数が多い場合は法人一括・出張買取をご利用ください。
MSタイプ別の用途と評価の傾向(一般的な傾向)
| MSタイプ | 主な用途 | 評価の傾向 |
|---|---|---|
| シングル四重極 | 汎用定量 | 需要が安定 |
| トリプル四重極(QqQ) | 微量定量・残留分析 | 需要が高い |
| Q-TOF | 高分解能・定性 | 構成・状態次第 |
| イオントラップ | 定性・構造解析 | 需要あり |
よくある質問
型番・MSタイプ・状態により異なります。定番メーカー品は旧型でも需要が残ることがあります。MS 部・LC 部の型番をお知らせください。
査定は可能です。真空系の状態は評価に影響しますが、本体・LC 部・データシステムの需要で査定対象になることがあります。現状をお知らせください。
両方お知らせください。LC/MS は LC 部と MS 部の組み合わせで構成が決まるため、両方の型番で正確に査定できます。
本体のみでも査定対象になりますが、専用ソフトウェア・ライセンス・PC が揃っているほうが即運用性が高く、評価が安定します。
高額・大型装置のため、出張での現地確認・撤去・搬出に対応します(規模・地域・設置状況により事前審査)。設置状況を事前にお知らせください。
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