分析機器・理化学機器の買取公開 2026.06.02更新 2026.06.02

GC/MS買取ガイド|ガスクロマトグラフ質量分析計の買取ポイント

結論

GC/MSは、質量分析計のタイプ(シングル四重極・トリプル四重極等)、真空系・イオン源の状態、GC 部の構成、データシステムの有無で査定額が変わります。GC 単体より高額な装置のため、廃棄や下取りの前に構成を整理して専門業者へ査定することをおすすめします。

この記事でわかること

  • 1.GC/MSが買取対象になる条件
  • 2.質量分析計のタイプ別の見られ方
  • 3.真空系・イオン源・GC部の確認点
  • 4.GC単体との査定の違い
  • 5.研究室・検査機関での一括売却の流れ

GC/MSとは・中古需要について

GC/MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)は、GC で分離した成分を質量分析計(MS)で検出する装置です。環境・食品・香料・法科学・品質管理などで使われ、高価な装置のため中古でも需要があります。

主要メーカーには Agilent、島津製作所、Thermo Fisher Scientific、PerkinElmer、JEOL などがあります。GC 部の見られ方はGC買取ガイドも併せてご確認ください。

質量分析計のタイプ別の見られ方

シングル四重極(Single Quad)

GC/MS で最も普及しているタイプ。汎用的な定性・定量に使われ、需要が安定しています。

トリプル四重極(Triple Quad / QqQ)

微量定量に強く、残留農薬・ダイオキシン関連などで需要があります。

その他(TOF・イオントラップ等)

高分解能・定性用途。装置構成と状態により評価が変わります。

査定で特に見られる点

  • 真空系:ターボ分子ポンプ・ロータリーポンプの状態は MS の根幹で、評価に大きく影響します。
  • イオン源:EI / CI などイオン源の種類・状態・付属の有無。
  • GC部:注入口・検出器・オートサンプラーの構成(GCの構成品参照)。
  • データシステム:制御用PC・専用ソフトウェア・ライブラリ・ライセンスの有無。
  • 設置・撤去:大型・排気/配管が伴うため、撤去条件の確認が必要です。

GC単体との査定の違い

GC 単体(FID/TCD/ECD 等の汎用検出器)と GC/MS では、装置構成・需要・価格帯が異なります。GC/MS は質量分析計部・真空系・データシステムの状態が評価を左右します。GC 単体の見られ方はGC買取ガイドを参照してください。

ご注意

MS は真空系の状態が価値を大きく左右します。長期間電源を切って放置していた装置は状態確認が必要です。無理な立ち上げは避け、現状をお知らせください。

研究室・検査機関での一括売却の流れ

型番(MS 部・GC 部)・イオン源・データシステムの有無・設置状況を整理し、概算査定 → 現地確認・撤去 → 精算の流れで進めます。研究室閉鎖・設備更新では研究室閉鎖時の分析機器処分ガイド、点数が多い場合は法人一括・出張買取をご利用ください。

MSタイプ別の用途と評価の傾向(一般的な傾向)

MSタイプ主な用途評価の傾向
シングル四重極汎用定性・定量最も普及・安定
トリプル四重極(QqQ)微量定量需要が高い
TOF・イオントラップ高分解能・定性構成・状態次第

よくある質問

型番・MSタイプ・状態により異なります。定番メーカー品は旧型でも需要が残ることがあります。MS 部・GC 部の型番をお知らせください。

異なります。GC/MS は質量分析計部・真空系・データシステムの状態が評価を左右します。GC 単体は検出器・オートサンプラーが中心です。

査定は可能です。真空系の状態は評価に影響しますが、GC 部・データシステムの需要で査定対象になることがあります。現状をお知らせください。

本体のみでも査定対象になりますが、専用ソフトウェア・ライブラリ・ライセンス・PC が揃っているほうが評価が安定します。

設備更新・閉鎖に伴う複数台は法人一括・出張買取で対応します。型番・数量のリストをお送りください。

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