GC買取ガイド|ガスクロマトグラフを高く売るための査定ポイント
結論
GCは、メーカー・型番・検出器・オートサンプラー・制御用PC・ソフトウェア・付属品の有無によって査定額が変わります。古いGCや動作確認が難しい装置でも、部品需要や中古市場の需要によって買取対象になる場合があります。装置構成と付属品を整理して専門業者へ査定するのが確実です。
この記事でわかること
- 1.GCが買取対象になる条件
- 2.高額査定されやすいメーカー・型番
- 3.FID/TCD/ECD など検出器ごとの査定ポイント
- 4.GC/MSとの違い
- 5.研究室・工場・品質管理部門での一括売却の流れ
GCは中古市場で需要がある分析機器です
GC(Gas Chromatography=ガスクロマトグラフ)は、石油化学・環境・食品・香料・品質管理など幅広い分野で使われる定番の分析機器です。堅牢な装置が多く、旧型機でも保守部品・教育・予備機としての需要があるため、中古市場で取引されています。
高額査定されやすいGCメーカー
Agilent
7890 シリーズなどが広く普及しています。検出器・オートサンプラー(ALS)・ソフトウェア(OpenLab 等)の構成で評価が変わります。
島津製作所(Shimadzu)
GC-2010 / GC-2030(Nexis)などのシリーズが定番です。検出器・オートインジェクタ・LabSolutions の有無が評価に影響します。
PerkinElmer
Clarus シリーズなどが流通しています。検出器構成・ヘッドスペースサンプラー等の周辺装置も評価対象です。
Thermo Fisher Scientific
TRACE シリーズなどが使われています。GC/MS と組み合わせた構成の需要もあります。
GL Sciences(ジーエルサイエンス)
GC 本体・周辺機器・カラム・前処理装置などで需要があります。
査定額を左右するGCの構成品
検出器
GCの検出器は用途を決める最重要項目です。FID(水素炎イオン化検出器:有機化合物全般に高感度)、TCD(熱伝導度検出器:無機ガス等も検出)、ECD(電子捕捉検出器:ハロゲン化合物・PCB 等に選択的)などがあり、搭載検出器の種類と数で評価が変わります。
オートサンプラー
オートインジェクタ・オートサンプラー(ALS)・ヘッドスペースサンプラーなどの自動化装置の有無が評価に影響します。
カラム
キャピラリカラム等の付属・状態。消耗品の側面もありますが、付属していると利便性が高まります。
制御用PC・ソフトウェア
専用ソフトウェア(OpenLab / LabSolutions 等)とライセンス・制御用 PC の有無は即運用性に直結します。
ガス配管・周辺機器
ガス供給ライン・圧力レギュレータ・ガス発生器などの周辺機器も需要に応じて評価対象になります。
古いGC・故障したGCも買取できるか
答え:状態によっては可能です
GCは堅牢な装置が多く、通電する・定番メーカー品である場合は、旧型や一部不具合でも査定対象になることがあります。
動作未確認でも、検出器やオートサンプラーなどのモジュール単位で需要があることがあります。症状を分かる範囲でお知らせください。
GC/MSとの違いと査定時の注意点
GC(汎用検出器)と GC/MS(質量分析計を検出器とする構成)では、装置構成・需要・査定の見られ方が異なります。質量分析計(MS)部・真空系・データシステムの状態が評価を左右します。GC/MS の詳細はGC/MS買取ガイドを参照してください。
法人・研究室でGCをまとめて売却する流れ
研究室・工場・品質管理部門・検査機関の設備更新や閉鎖では、GC を含む分析機器をまとめて査定できます。型番・数量・構成を一覧化し、法人一括・出張買取からご相談ください。リストでの依頼はCSV・Excelリスト査定が便利です。
ご注意
廃棄物処理・輸出管理・税務処理の取り扱いは個別事情により異なります。法令・所管が関わる事項は専門家・所管機関にご確認ください。
GC検出器の特徴(一般的な傾向)
| 検出器 | 特徴 | 代表的な用途 |
|---|---|---|
| FID(水素炎イオン化) | 有機化合物全般に高感度 | 汎用有機分析・最も普及 |
| TCD(熱伝導度) | キャリアガス以外を幅広く検出 | 無機ガス・FIDで感度が無い成分 |
| ECD(電子捕捉) | ハロゲン化合物等に選択的・高感度 | PCB・農薬等の微量分析 |
| MS(質量分析) | 定性・微量定量(GC/MS) | 別記事で解説 |
よくある質問
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