よくある質問公開 2026.06.01更新 2026.06.01

中古計測器の動作確認とは?購入前に見るべきチェックポイント

結論

中古計測器の「動作確認」は、一般に「通電するか」「基本的な機能・操作が動くか」を確認することを指し、「測定精度の保証(校正)」とは別物です。購入前は、どこまで確認されているか(通電のみか、基本機能までか)と、付属品・外観・校正の要否を確認することが大切です。当社は出荷前に通電確認と基本機能確認を実施しています。

この記事でわかること

  • 1.「動作確認」が指す範囲
  • 2.通電確認・基本機能確認・校正の違い
  • 3.購入前に確認すべきチェックポイント
  • 4.当社の動作確認の範囲
  • 5.精度が必要な場合の進め方

「動作確認」が指す範囲

答え:動作確認 ≠ 精度保証

「動作確認済み」は通常「通電し、基本的な機能・操作が動く」ことを意味し、「全測定レンジの精度が新品同等」を保証するものではありません。

販売店によって「動作確認」の範囲は異なります。通電のみを確認している場合と、主要機能の動作まで確認している場合があるため、購入前に「どこまで確認しているか」を明確にすることが重要です。

通電確認・基本機能確認・校正の違い

  • 通電確認:電源が入り、起動するかの確認。最低限の動作確認です。
  • 基本機能確認:主要な機能・操作・表示が動くかの確認。実用上の動作を確認します。
  • 校正:測定値が基準に対して正しいか(精度)を確認・証明すること。トレーサビリティを伴う場合があります。

補足

「動作する」ことと「正確に測れる(校正されている)」ことは別です。精度の公的証明が必要な用途では校正の要否を確認しましょう。詳しくは校正証明書なしの中古計測器は買っても大丈夫?を参照。

購入前に確認すべきチェックポイント

  1. 動作確認の範囲(通電のみ / 基本機能まで)
  2. 外観・表示部・操作部の状態(液晶の表示、ボタンの効き)
  3. 付属品(プローブ・ケーブル・専用ソフト・校正キット等)の有無
  4. 校正の要否と、校正対応の可否
  5. 保証・返品条件

当社の動作確認の範囲

当社では、出荷前に通電確認および基本機能確認を実施したうえで出荷しています(メーカー新品同等の性能・全測定レンジの精度・校正状態を保証するものではありません)。気になる機能や測定項目がある場合は、購入前にお問い合わせからご相談ください。

精度が必要な場合の進め方

精度の公的証明が必要な用途では、校正が必要です。当社では対象機種について、外部の JCSS 登録校正事業者への委託により校正証明書の発行に対応できる場合があります(対象機種・費用・納期は個別見積)。用途と必要な精度をお知らせください。

確認レベルの違い(一般的な整理)

レベル確認内容精度の保証
通電確認電源が入り起動するなし
基本機能確認主要機能・操作・表示が動くなし(動作の確認)
校正測定値が基準に対し正しいあり(証明書発行の場合)

よくある質問

いいえ。動作確認は通常「通電・基本機能が動く」ことを指し、精度(校正)の保証とは別です。精度が必要な場合は校正の要否を確認してください。

出荷前に通電確認および基本機能確認を実施しています。新品同等の性能・全レンジ精度・校正状態を保証するものではありません。

機種・項目により対応できる場合があります。確認したい機能・測定項目を事前にお知らせください。

対象機種について外部の JCSS 登録校正事業者への委託で校正に対応できる場合があります。用途と必要精度をお知らせください。

保証・返品条件は商品・販売チャネルにより異なります。購入前に条件をご確認ください。

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